ジルコニア
作製方法
歯の傷んだ部分を除去して土台をつくります。
この表面にジルコニアを使って冠を作り、
次にこのジルコニアの表面にセラミックスを
焼き付けて作製します。
対応できる技工物
- クラウン(かぶせもの)
- インレー(つめもの) ※ステイン法のみ可能
- ブリッジ
- 1~ 7 番全て可能
- 16 歯ブリッジ可能
長所
- 噛み合せの強い方、くいしばり、歯ぎしりの方へ有効
- 硬くて丈夫(曲げ強度が高く割れにくい)
- 金属アレルギーが起こらない
- 奥歯でも使用が可能である(咬む力が強い方でもOK)
短所
- とても硬いので、セットした後に問題が生じた場合除去が困難
- CAD/CAM という技術で削り出すので複雑な形が困難
- 外側は通常のセラミックなので、外側が割れる場合がある
- ステイン法の場合、歯が真っ白になり審美的ではない
長所・短所がありますので、患者様の口腔内の状態、主訴、審美的な要望を考慮して、使い分けていきます。
ご質問など、お気軽にお尋ねください。